kiniro一覧

夏を思う

眩しい日ざしの中で

ゆれる影

差し出した手を振り払ってかけて行く君

夏ははきっと君を燃え立たせているのだろう

穏やかだった春のひかり

君は物足りなさを覚え駆け出したんだろうね

止はしない引き戻しはしない

君の自由な心で自由な翼でかけていけばいい

残されて僕は夏を思う君を思う

まぶしさはいつも君が放っていたひかり

僕にとって君は春のやわらかさ

夏のまぶしさだった


お月さま教えて

お月さまには誰か住んでいたのでは?

お月様はこたえた

以前は長耳族がいたけど今はいない

地球からのわるいものでよごれてしまったから引っ越ししたんだよ

どこに行ったの?

フフフ・・・お月様は笑った

安全なところなんてあるの?

大丈夫・・・安全なところにいるからね

長耳さんたちに会ってみたかったな~

わたしは汚れた地球を見ながらお月様の青白い光を見つめた


雨が降る

雨がふるからきれいな傘が欲しい

雨の中でかけるわけじゃないけどね

夏がくると朝顔が咲くよね