わたしが聞いたことにはこたえない
いやなことは流す
それがやり方
わたしはそれでもいつも聞く
あるいは話す
そうやっているうちにわたしの中からうすれていく痛み
なぜ?
一番聞きたいことを聞いていない
それを聞けばきっと
わたしの前からいなくなる
ずっと日にちを手繰って過去にさかのぼる
そこにいるのは誰?同じ?ちがうの?
どちらでもいい
今ここにいてくれるから
いつまでいてくれる?
死ぬまでとは言わないけれどできればその日まで
そんなことないって知っているよ
月がでて・・・やがて沈んれ行く
この世に永遠のものなんてない