不思議な話のはじまり

はいってきたのは運転手でした
「おやおやなつかしいにおいですね」部屋の中を見るとテーブルの横で魔法の火の上に魔女のシチューがコトコト煮えていました
魔法のしゃもじがユラユラかき混ぜています
「これは・・・なつかしいはずですね・・・ということは魔女さんがいるということですね」
テーブルの上にはこんちゃんのはいっていたビンと月の香りの器が並べておいてありました
「おや?」こんちゃんのびんにはなにか黄色いものがはいっています
よく見ると「おやおやこれはきにろさんのしっぽですね・・・きにろさんたらしっぽを忘れてったんですね」
運転手はおかしそうに笑いしっぽのないきにろママの姿を思い浮かべました
するとまたドアが開き誰かが入ってきました
「おやおや」「おやおや」二人は同じ言葉をいいました
入ってきたのは女の人でした「おまえは運転手・・・いやいやゆう太だね」「エッ?・・・あなたは魔女さんですね」
「魔女だからってゆう太ってわかったんじゃないよ さすがにそこのところはわからなかったよ」
「ではどうしてわたしがゆう太とわかったんですか?」
あの時・・・うさ太との別れのときにかわしていた言葉だよ・・・ありがとうゆう太・・・かあちゃん」
「あの言葉が聞こえたんですか・・・やはり魔女さんにはわかってしまうんですね」
運転手がゆう太?うさ太のこどものゆう太ってそんなことおかしいですよね
「ゆう太ということはわかったけど・・・なぜゆう太がここに?それがさっぱりわからないんだよ」
「ああ・・・それは魔女さんにもわからないことなんですか・・・わたしは未来からきたんです」
「うむ・・・それはわかるけど未来からくるなんてできることなのかと思ってね・・・いくらわたしたちが魔法を
使えても時間を移動することはできないからね」
「そうですね・・・わたしだってそんなことできるなんてと思いましたよ・・・でも・・・未来ではなにか時間が
ねじれているらしいって・・・こんちゃんが言うのです」
「こんちゃんってきにろのこどものこんちゃんのことかい?」魔女は不思議そうな顔でたずねました
「ええきにろさんのこどものこんちゃんです・・・わたしはこんちゃんに頼まれて未来からきたのです」
「未来からどうやって?」「それはわたしにもわかりません・・・こんちゃんがなにか魔法を使ったようですがよくわからないうちに
わたしはここの時間の世界にいました」
「おやまあなんて不思議な魔法をこんちゃんは使えるのですね~」
「そうですね・・・こんちゃんは不思議なひとですから・・・」
そう言って運転手いやゆう太は話始めました

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