魔女の初体験

魔女は布団の上でパタパタしている白いものをみました「???」魔女がなんだろうと思っているとうさ太はその白いものをそっと抱き上げ魔女のそばにきました

「ほら」うさ太の腕の中でパタパタ手足を動かして魔女を見つめました「かあちゃん!!」魔女がそういうと「フフフッかあちゃんはおらだよ この子は赤ちゃんゆう太だよ かあちゃんにそっくりだよね おらも最初かあちゃんって思ってしまったよ」「・・・ゆう太?・・・」魔女はその名前になんだか聞き覚えありましたが思い出せませんでした

「今朝青い箱の中から白い煙がでてきておらの腕の中で赤ちゃんになったんだよ」

魔女はその様子を見逃したことを残念に思いました

やがてゆう太はまたクゥクゥと眠りだしました

うさ太は布団の上にそっとおくとまたパタパタしたのでトントンと優しくたたくと眠りはじめました

 

うさ太は魔女のところにもどってきて「さあさあもうお昼だよおなかがすいたでしょ?さっきドーナツとミルクを買ってきたから一緒に食べようよ」お皿とコップをもってきてドーナツをのせミルクをそそぎ魔女にすすめました

魔女はまたもやビックリ眼になりました「さあ椅子にすわって食べようよ」ふたりはすわりましたが魔女は白いミルクを怖そうに見つめ「わたしは白いものを食べるt死んでしまうんだよ たぶんドーナツは大丈夫だと思うけど・・・」「アハハそんなことないよ おらもかあちゃんもなんともなかったからきにろさんも心配ないよ」「でもわたしは魔女なんだよ」「魔女だってどうってことないよ」なんとうさ太のどうどうとした物言いでしょう かあちゃんになったうさ太は態度もとてもしっかりしてきました あのベソベソ泣いてばかりいたうさ太と大違いです 魔女はその言葉で思い切ってミルクを一口飲んでみました

アッ・・・魔女はコロリと死んで・・・いやいやそんなことはありませんから安心してね

「オ~~~これは・・・」ミルクの味はなんとあの真黒なシチューと同じでした

「ドーナツはあらとかあちゃんが好きなのなんだよ お店の人気のドーナツもかったからお家に持って帰って夕ご飯に食べてね」魔女はドーナツもそっと持ち怖々口にいれました

「これはなんと・・・おいしい~~これでもし死んでしまったとしてもかまわないよ」モグモグ口に頬張りゴクゴクミルクを飲みニコニコ笑みをうかべました

魔女の初体験ですね・・・今晩死んでしまったとしても幸せな思いで死ぬでしょう・・・まあ、そんなことはありませんからご安心を

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