魔女の正体

魔女は仕事をそこそこに・・・大急ぎで家に帰りました

魔女はワクワクしながらポケットからカゲのかあちゃんでくるんで持ち帰ってきたうさ太の黄色い長靴をとりだしました

カゲのかあちゃんをひろげ長靴を手に持ちうれしそうに見つめテーブルの上にそっと置きました

「この大きさではわたしには無知だから・・・」魔法の杖をとりだし長靴の中に突っ込みクルクルと回し始めました

長靴が少しずつ大きくなっていきます

えっ?これって魔法?・・・テヘヘ~だね

「このくらいでいいかな?」魔女は大きくなった長靴をはこうと黒く長い服の裾をまくって足を出し「わっ、なんてきたない足なんだ」とつぶやきました

なにしろいつも裸足なんだからきれいなはずはありません

そばにあった水差しをとり足にかけ手でこすり汚れを落としにかかりました

きれいになり始めた足と手・・・魔女はぬれた手足を長靴をくるんdえあったカゲのかあちゃんでゴシゴシふきました

アリャリャなんということをするのでしょう うさ太が見たら・・・魔女は吹き終わるとカゲのかあちゃんをポイとシチュー鍋に放り込みました・・・コラ~~~なんてことを・・・

しかしわたしたちはそんなことよりもっとびっくりすることを目にするのです

きれいになった手足はなんとうさ太と同じ黄色だったのです

手足が

黄色ということは・・・

「へへへ・・・こりゃいいね~~」魔女は長靴をはきうれしそうにクルクル踊ってしまいました

帽子が勢いで落ちてしまいました

あちゃ~これはこれは・・・なんと白くて長い耳がでてきたのです これってどういうこと~~~~

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コメント

  1. ラジオ少年 より:

    魔女はウサギだったのか?、、、、知らなかった、、、想像もしたなかったよーーー。