未来のゆう太は話始めました
きにろさんとうさ太(わたしのかあちゃんです)とエプロンポケットに入っていたわたしたちは
無事に月に到着しました
地球の力から抜け出すときはもうだめかと思うほどすごい力でひきとめられましたけれどなんとかふりきりました
そのあとは急に軽くなりスピードもあがり月に近づくと月はわたしたちをやさしく迎えてくれました
うさ太はかあちゃんと抱き合いまるでこどものように泣いていました
わたしはきにろさんにだかれそれを見ていました
「かあちゃん・・・どうちて泣いてるの?}きにろさんに聞くと「うれしくて泣いているんですよ}そう答えたきにろさんも涙をいっぱいうかべていました
お月様の仲間たちはわたしたちを温かく迎えとくにきにろさんがいなくなった赤ちゃんだとわかるとそれは大喜びをしました
まあ・・・このあたりのことは魔女さんはわかっているでしょうが・・・
うさ太のかあちゃんは長い間地球で暮らしていたので生活のリズムがみんなとちがっていました
最初はみんなにあわせようとしたのですが疲れて具合が悪くなってしまったそうです
それで灰色さんが月の裏側に地球にいたときのような家を建ててくれてかあちゃんは朝におもちを食べるとみんなとすごし
夕方の時間帯になると家に帰り眠りにつきました
月の仲間はそんなかあちゃんを得に気にはしなかったそうです
みんな自分のリズムで好きなときに眠ったりしていたのです
ただ朝のおもちをついて食べるときはみんな一緒に行動しました
わたしのかあちゃんやきにろさんも地球でくらしていたので夜の時間になると家に帰りました
朝になるとおもちをつきに行きみんなとお餅を食べました
かあちゃんとうさ太かあちゃん(わたしのかあちゃんはそうよばれました)は筏に{月の森幼稚園}と名前をつけました
わたしはみんなと筏ですごしました
ブランコ すべりだいがありました 積木もありました
うさ太かあちゃんは「ああ・・・お砂場があるといいなあ」とかあちゃんに言っていましたがある日きにろさんにたのんで
ほうきにのせてもらい灰色さんのところに行きました
灰色さん数人ともどってくると灰色さんは魔法の木で囲いをつくりザラザラとした砂をその中に集めました(魔法でクルクルと砂が集まってくる様子は
わたしたちこどもにはすごくおもしろかったですね おとなたちもみつめていましtね)
砂が集まるとみんなに命の森で落ち葉を集めてきてくださいと言いました
{またバリアですか?」だれかが言うと「いえいえ今度は楽しいものですよ}とニコニコしてこたえました
集まった落ち葉をまた魔法でクルクルと砂と混ぜ合わせ7ました
ザラザラの砂がうやがてやわらかそうな砂にかわってきました「うさ太このくらいかい?」灰色さんがきくと
かあちゃんとうさ太かあちゃんは手で砂にさわり顔をみあわせ「すごいすごい・・・気持ちいい砂だよ}と
大喜びの顔になりました
「さあこどもたちここにいらっしゃい}かあちゃんが言うとこどもたちは不思議そうな様子でやってきました
おとなたちもぞろぞろち近づいてきました