Rへ・・・きみの世界

無風の風が吹くきみの世界

心にしか抜かない無風の風

きみの世界の扉をあければ

ぼくのところにも無風の風が吹く

ひとりぼちのぼくのところに

Rはやってきた

なぜ飛ばないの・・・羽のないうさぎ

Rのことばにきみの若さを思う

ぼくはこの世界でぼくでいるかぎり生きていられる

つばさのないうさぎでもふわふわととぶ

Rのところにだってとんでいける

あいつのところにもとんでいった

でももうおわりだ

ぼくは・・・わたしになり・・・死んでいく

きみのような若さのないぼくは

飛翔・・・死だ

Rわすれないよ

やさしいきみを・・・そしてきみの幸せをいのっている

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