t地球でのはじまり・・・

運転手の話を聞きながらうさ太は泣いていました
「うさ太どうしたんだい?」きにろが心配気に聞きました「おらのせいでかあちゃんは落っこちたんだよ
それなのしおらはかあちゃんがお月様に行っちゃったのをおらは恨んだよ おらをおいてくなんてひどいやって」
運転手はちょっと困った顔をしてまた話をつづけました
「なんて小さな赤ちゃん!!」かあちゃんはおどろいていました
「そうだね・・・でもりっぱな黄色族だよ・・・青いきれいな目と黄色い肌は黄色族そのものだ」
赤ちゃんは青い目でかあちゃんを見つめていました「かわいい~」かあちゃんはうれしそうに笑いました
しばらくパタパタ手足を動かしたいた赤ちゃんはやがて眠ってしまいました
「赤ちゃんも寝たことだしおまえも休むといいね・・・疲れただろうし」
「はい」かあちゃんはそういうと赤ちゃんを床に置きその隣に横になりました
月にいたとき筏の上では皆そうして寝ていたからです
「地球では布団というものを使うんだよ・・・ほらその棚にはいっているだろう」「布団?」かあちゃんはキョロキョロしました
黒色さんは棚から布団をだしました「ああ・・・これはあまりふたりにはあわないね・・・ちゃんとしたのをもってきてあげようね」
なにしろこんな小さな子が落ちてきたことがないので大きな大人用の布団でした
大きな布団にふたりを寝せ白いおおきなタオルをかけてやりました「気持ちのいいものですね」かあちゃんはそう言いながらうとうとしはじめやがて眠ってしまいました
「フフフやっぱりこどもだね・・・かわいそうにこれから長いあいだこうやって地球で生きていかなければならないんだ」
黒色さんはそっと窓からほうきに乗って帰っていきました
小さなこどもともっと小さな赤ちゃんを空から月が見つめていました

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